全組合員の参加と国民総決起の春闘で
憲法を活かす政治・経済と強大な組織建設を!
はじめに
新自由主義的「構造改革」を用いて労働者・国民に犠牲を強いてきた自公政権への審判は、新しい民主党中心政権を誕生させました。2010年春闘は、この新しい局面のなかで闘われます。
鳩山内閣は、子供手当や高校授業料の無償化、郵政民営化の見直しCO2の25%削減、核廃絶宣言など、これまでの自公政権との違いを示す一方、労働者派遣改正法の問題点や後期高齢者医療制度廃止の4年後先送り、米軍普天間基地移設問題での動揺など、明確に労働者・国民の立場に立ちきれない不安定さと矛盾を露にしています。このことは、自公政権に変わる政治の形、姿がどうあるべきかを自ずと鳩山政権に投げかけたものとなっています。
こうしたなか、私達の闘いと力関係次第では局面を大きく前進させ、労働者の最低賃金の引き上げなどの制度的要求や、中小企業の経営環境改善を実現させる可能性が高まっています。
2010年春闘はこの新しく開かれた情勢を踏まえ、人間らしく働き生活できる切実な要求実現にむけてすべての組合員が、「全組合員の参加と国民総決起の春闘で憲法を活かす政治・経済と強大な組織建設を」の春闘スローガンにもとづいて、文字通り全国統一闘争への結集に取り組む必要があります。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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